お祭りおしゃれさんコレクション 第1回

祭りに現れる男前ファッションを徹底研究

今回は昨年秋祭り参加時の衣装、山田 智広氏&中野 博夫氏のお二人です。

=祭に正装なし 祭祀に沿い 楽しむ気概が 姿に現れるだけ= 


 
我々のこだわりは、1 鉢巻 2 法被 3 地下足袋 4 締め込み(化粧廻し)5 木札 です。締め込み・鉢巻で体を締めて、神生会法被でビシッと決めます。

 
 

こだわり その一品

鉢巻(はちまき) Ha-Chi-Ma-Ki;headband

日本において精神の統一や気合の向上のために用いられる。

中世武士が戦いの際烏帽子が脱げないように鉢巻で締め付けていた後に額を割られないように鉢金を付けたものが出現。このことから鉢巻きは物事を行う際に気合を入れるもの頭を守るために着用しています。


 
 

法被(はっぴ)Ha-xtu-Pi;happi coat

日本の伝統衣装で祭りなどで着用もともと武士が家紋を大きく染め抜いた法被を着用したのが始まり、それを職人や町火消なども着用するようになった。


 
 

地下足袋(じかたび)Zi-Ka-Ta-Bi;rubber‐soled socks

足が滑ってけがをしないように着用するもの


 
 

締め込み(しめこみ)Shi-Me-Ko-Mi;wrestler's belt /化粧廻し(けしょうまわし)Ke-Syo-U-Ma-Wa-Shi;ornamental apron

一般的に相撲で用いられる用具。重心部となる腰や腹を固めて体を護り更に力を出すために着用されるふんどしの一種。播州地方の祭礼では山側では作業着の為、ニッカポッカ、海側は漁師が褌をしていたため、廻しが着用されている(俗説)


 
 

木札(きふだ)Ki-Fu-Da;wooden tag

江戸の町火消が火事の延焼を防いだ所に掲げた【消し札】:以来火難、災厄を逃れる縁起物として伝えられる。神社やお寺で販売されている【身代わり札】を身につける.
その札が割れたり無くしたりした際はお札が身代わりになり守って下さったという教え,いわゆる厄除けです。


 
今回は、実績のある木札屋さん「祭り屋工房」を紹介します。